イチローへ
イチMLBファンとして、最大級の賛辞を送りたい。
イチローがMLBに移籍してから、メジャーリーグを見るようになりました。
ほんと楽しかったなぁ。
こんな偉大な選手と同じ時代に生き、いくつもの感動を味わうことができて幸せでした。走馬灯のように鮮やかに記憶がよみがえります。
最後の最後までイチローはイチローでした。
最高の物語を見ることができました。
本当にありがとう。
過去のイチロー記事を発掘
僕は昔、Yahoo!ブログをやっていました。
当時のブログをかなり久しぶりにのぞいて見ると、2008年7月30日に書いたイチローの記事を発掘しました。
日米通算3000本安打を達成したときの記事です。
日米通算3000本安打達成
またひとつ偉大な記録が達成されました。3085本の日本プロ野球記録を持つ張本氏よりも5年も早く3000本到達です。張本氏を超えるのももう時間の問題と言えるでしょう。
長い歴史を誇るメジャーリーグで比較しても史上2番目の早さです。素晴らしい!!
と、僕は思うのですが、そんな偉大な記録も「日米通算」ということでアメリカではあまり注目されていないようです。日本の記録は意味がないとまでいう人もいるようです。
少し話がそれますが、つい先日、イチローをバッシングする記事を見ました。「イチローをトレードに出せ。」という記事で、
「イチローは悪い選手ではないが、シングルヒットしか打てないモスキート(蚊)だ。彼ではチームをワールドシリーズに引っ張っていけない。将来性のある選手とトレードするべきだ。」という内容です。
いかにもパワー重視のアメリカらしい考え方ですねぇ。。。
イチローはリードオフマンであり、彼は彼の役割を完璧にこなしている。ホームランバッターと比較すること自体がナンセンスな話です。
球団はさすがにそれがわかっているからこそ昨年、5年9000万ドル(約109億8000万円)という大型契約延長に踏み切ったのです。
逆にメジャーリーグでも最高のリードオフマンを擁していながらそれを生かしきれない中軸の打者をトレードに出すべきである。イチローを生還させられない中軸こそが問題である。
と、僕は思うのですが、米国においてイチローバッシングがさほど少なくもないのが非常に残念ですね…。
ですが、そんな米国人もこれから数々の記録を残していくイチローを認めていくに違いありません。
引退時期について「目標は45歳、夢は50歳」と語るイチローですが、まんざら無理な数字であるとは思えません。
最終的には4000本安打やメジャー記録の4256安打が引き合いに出されると思いますが、僕はイチローには5000本安打を目指していただきたいと本気で思っています。
僕の計算では46歳か47歳ぐらいで5000本達成です。
凄い数字ですがイチローなら…と思ってしまいます。それほど偉大な選手だと思います。
これからどれほどの記録を残していくのか楽しみで仕方がありません♬
もうこんな記事を書いていたのをすっかり忘れていたので、読み返してみると面白い。
4000本も4256本も本当に超えていきました。
「米国人もイチローを認めていくに違いありません」も現実のものとなるどころか、誰よりもリスペクトされる存在になりました。
引退時期もそう言えば昔は45歳って言ってましたよ。実現してる。
5000本安打は夢で終わりましたが、いい夢を見させてもらったなぁ。
しかし当時はよくモスキートだと言われていましたが、その後の流れをずっと見てきて、明らかにイチローがMLBを変えたと言えます。それはもう今のMLBを見れば自明です。
今やイチロータイプのメジャーリーガーがファンにも球団にも認められ、当たり前に活躍しています。
あまりに偉大な存在。
イチローには本当に本当に何度も何度も感動させていただきました。
イチローは最高だ。
ありがとう。