甘酒には米麹を原料にしたものと、酒粕を原料にしたものがあります。
アルコールを含まない米麹を原料にした甘酒は非常に栄養価が高く、
「飲む点滴」と呼ばれ、ここ数年ブームになっていますよね。
そんな米麹の甘酒ですが、妊婦さんにとてもおすすめなんです。
ノンアルコールなだけでなく、お腹の赤ちゃんのために必要な栄養価もたっぷりだからです。
加工食品診断士の資格をもつ私が安全で美味しい米麹甘酒をご紹介いたします。
ちなみに北海道民ですので、北海道の甘酒を中心にレビューしています。
【妊婦におすすめ】米こうじで作ったノンアルコール甘酒ランキング
北海道の米麹甘酒を中心にご紹介させていただきます。
今回飲んだのは7種類。
予想していた結果とは大きく違いましたが、さっそくランキング形式でレビューしていきます。
第7位 洞爺湖財田米の甘酒
甘み ★★
麹の粒がそのまま残っている感じで、個人的には少し飲みにくく、甘みも薄かったです。
洞爺湖町のお米を使用しているのが特徴ですね。
第6位 美瑛産のななつぼしとしゅまり小豆の甘酒
甘み ★★★
こちらはなんといっても、原材料に小豆が使われているのが最大の特徴です。
甘酒特有のどろっとした感じがなく、飲みやすいです。
味は小豆の味が強く、甘酒感は低いですね。
米こうじの甘酒は苦手だけど、栄養価は摂りたい。
そんな方に良いかもしれません。
第5位 北海道十勝 飲む麹 麹のめぐみ
甘み ★★★
こちらの甘酒は、食塩が入っているのが特徴です。
他の甘酒と飲み比べてみると、けっこうな塩気を感じます。
6位の「美瑛産のななつぼしとしゅまりの甘酒」同様、
米麹甘酒が苦手な方に良いのかも。
個人的には甘酒に塩気は合わないかなと思ってしまいました。
第4位 北海道旭川産 ゆめぴりか甘酒
甘み ★★★
麹の粒感が残っていて、どろっとしています。
米麹の甘酒としてはやや甘みもあり、バランスが良いですね。
全国的にも知名度のある「ゆめぴりか」を使用しているのが特徴です。
継続して飲むことができるレベルだと思いました。
第3位 谷口農場 ゆめぴりか甘酒
甘み ★★★
こちらも原材料にゆめぴりかを使用しています。
ということもあってか、味も4位の「旭川産ゆめぴりか甘酒」に近いです。
どろっとした感じや麹の粒感も似ています。
が、わずかにこちらの方が甘みを感じました。
米麹甘酒は酒粕と比べて甘みが控えめですので、
少しでも甘みが強い方が万人受けするであろうと思い、3位にしました。
第2位 とままえ風あまざけ
甘み ★★★★
今回飲み比べた中で、一番甘みが強いのがこちらです。
米麹甘酒が苦手な方でも飲めるのではないでしょうか。
純粋に美味しいと思いましたが、やはりこれもゆめぴりかなんですね。
が、実はこの甘酒、インターネットで購入することができませんでした。
せっかく2位にランクインしたのに、とても残念です。
そのうちネット販売を始めたら、リンクを貼らせていただきます。
第1位 酒蔵のあまざけ
甘み ★★★★
北海道の甘酒をレビューしてきましたが、
唯一の道外産甘酒がまさかの1位になりました。
麹がある程度残っており、ドロドロすぎず、飲みやすいです。
そして甘みもばっちりありますので、美味しく飲むことができます。
これなら妊婦さんでしたら、妊娠期間中はずっと継続して飲むことができそうですね。
終わりに
免疫力を高めるためには腸内細菌が重要であることが広く報じられ、菌活や腸活といった言葉を聞くようになり、数年前から「米」と「米こうじ」で作られた甘酒がブームになっています。
甘酒には、美容やダイエット、疲労回復など代謝を高めるビタミンB郡や、善玉菌の餌になり腸内細菌を作るオリゴ糖、タンパク質など栄養素を分解して消化を助けるアミノ酸などが含まれています。
疲れているときや、夏バテ、風邪をひいたときなど、体力が落ちて胃腸の調子が衰えている状態でもしっかりと栄養補給できます。
という特徴があることから、最近は妊婦さんが米麹の甘酒を飲むことが増えています。
今回のランキングがあなたの甘酒選びのお役に立てれば嬉しいです。
では、また。