【映画洞察】マトリックスに現代社会の真実を学ぶ

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僕は映画が好きでよく見るんですが、マトリックスという作品は、特に感銘を受けた大好きな映画なんです。

マトリックスの中で展開される精神世界は、読み解くのが難解ですがとっても楽しい。

3部作の映画ですが、僕は圧倒的に1作目が好きです。

 

2作目、3作目は前作からの続きですから戦いのシーンが多いわけですが、1作目はマトリックスとは何か?という説明が何度も出てきますので、

これがメタファー(隠喩)三昧なので洞察するのがとても楽しいんです♪

 

ちなみにマトリックスはよく機械vs人間の戦いだと考察している方も多いのですが、僕はそちらよりも人間の内面にググッとフォーカスして楽しんでいますのであしからず^^

それでは、この偉大なる映画・マトリックスを洞察していきましょう。

マトリックスとは何か?

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まずはここからですね。

マトリックスの説明には、モーフィアスが大活躍してくれます。

 

まずのっけから。

生まれてこのかた感じてきた、君がいる世界は何かがおかしい。

その何かが目の前に存在して、心の中のトゲのように君を狂わせる。

その思いが君をここへ運んだ。

これはモーフィアスがネオに語りかけるシーンです。

人間は不自然なことに対し、違和感を感じるものです。

生きていれば小さな違和感だらけですが、僕たちはそれが当たり前になり、疑問を感じることなく日々をやり過ごしています。

 

ネオは、そのあたりの感覚が一般人とは違ったのでしょう。そして導かれるようにモーフィアスの元にたどり着いた。

それが2人の出会いです。

モーフィアスの言葉が続きます。

「マトリックスは真実を隠すため、目の前を覆っている世界だ。」

ネオ「真実って?」

「君が奴隷だっていうことさ。」

「君は生まれながら囚われの身だ。噛むことも見ることも触れることもできない牢獄に生まれついた。心の牢獄だ。」

「残念ながらマトリックスの正体は、人に教わるものではない。自分で確かめるしかないんだ。」

さらにモーフィアス。

「マトリックスとは何か?支配だ。

マトリックスとはコンピューターが作り出した空想の世界
目的は人間を制御下に置いて、あるものに作り変えることだ。これに。(電池を見せる)」

ネオ「嘘だ!信じないぞ!」

「簡単に信じろとは言ってない。真実だと言ったんだ。」

さあ、もうこの時点でかなり楽しくなってきましたね(*・∀・)

ワクワクしてきますね♪

 

マトリックスとは真実を隠すために目の前を覆っている空想の世界であり、人間はその世界に支配され、奴隷になっている。

それが真実であり、ほとんどの人は気づいていない。しかし君はその違和感を感じとり、私の元にたどり着いた。


要約するとそういうことをネオに告げ、あまりの衝撃にネオはパニックになってしまったのです。

 

僕は、単純に人間が機械(AI)に支配されるという対立構造を描いているとは捉えません。

 

ここまで僕の解釈を言いますと、

今現在の僕たちも、気づいていないだけで真実を隠された世界に生きている。社会通念常識規則国境。そういったことを当たり前のように受け入れて生きることは、マトリックスに支配されている奴隷と同じなんだ。

全然自由に生きてないんだ。

マトリックスの世界を知り、気づき、肌で感じて確かめろ。そして自由になれ!

 

そういったメッセージ性をこの映画に強く感じるわけです。

基本的にマトリックスという映画は、人間の内面を対象にしたメタファーだと捉えていますので、このスタンスで洞察を続けていきます^^

 

少し進んで訓練プログラムに入ったシーン

「マトリックスとはシステムだ。そのシステムが敵なんだ

だがその中に入ってるとき、見えるものといえばビジネスマン、教師に弁護士。我々が必死に救おうとしている人々だ。

だが今はこのシステムの一部であり、したがって我々の敵でもある。ここにいるほとんどが、まだ真実を知る準備ができていないんだ。

彼らはシステムに依存することにすっかり慣れてしまっている。システムを守るために戦うだろう。」

ここはまさに今の時代を生きる僕たちそのものですよね。

わかりやすく言い換えると、資本主義社会ですこれは。我々は資本主義社会にすっかり依存して生きている一方で、資本主義社会に支配され、搾取されている。

資本主義社会に生きるほとんどの人が、まだ真実を知る準備ができていない。我々が必死に救おうとしても彼らはシステムを守るために戦うでしょう。

今の世の中そのものだと感じてしまいます。

 

資本主義社会のルールを作っている既得権益層が敵に当たると思いますが、今、日本ではN国党が既得権益と戦っていますよね。

 

彼らは必死に国民を救おうとしてマトリックスを壊そうとしているんですが、

 

真実を知る準備ができていない、システムに依存することにすっかり慣れてしまった人たち(一般国民)は、今のシステムを守るためにテレビやネットでN国党を叩き、戦っているのです。

 

モーフィアスが説明するマトリックスというシステムそのものではありませんか。

 

僕たちは、まさに現在進行形でマトリックスの世界を生きているのです。

 

マトリックスから抜け出す

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マトリックスから抜け出すためには、マトリックスに気づき、支配者層と戦い、勝たなければならない。

 

そう、マトリックスを守るエージェントに勝たなければならないのです。

 

モーフィアスは言います。

「連中の強さや速さは所詮レール上の世界で成り立っている。

強さにおいても速さにおいても連中は君にはかなわない。」

ネオ「こう言いたいのか?僕にも銃弾がかわせるって。」

「そうじゃない。悟りを開けば銃弾など、かわすまでもない。」

レール上の世界というのは、決められたルールの中の世界であり、その中では圧倒的に強いということ。裏を返せば、レールから外れて戦うことができれば勝ててしまうということ。

 

もちろん現代に当てはまりますね。

常識に捉われず、資本主義社会のルールに縛られるな。

 

現在は、これまでのルールを一変させてしまうほどの強力な力を持つインターネットが世界を席巻しています。

 

これにより、マトリックスに気づく人が増え、抜け出そうとする人たちが増えてきているのです。

 

こんな意味深なシーンがありましたね。

「スプーンを曲げようと思ったら絶対に曲がらない。」

「そうじゃなくて、真実を見ようとすることが大事なんだ。」

ネオ「真実って?」

「スプーンはないってこと。」

「曲がるのはそこに見えるスプーンじゃない。自分自身だよ。」

精神世界の話ですね。目に見える世界が全てではない。目に見えない世界を見ることで、初めて真実を掴むことができるようになる。

 

そういうことですね。

見えていない世界も含めて、世界が形作られている。

マトリックスに気づくにはそこを見ることです。

 

自分自身の心のあり方次第で目の前に現れる世界は変わる。

ここはちょっと深いですね。

 

こうして心の世界へとどんどん移行していきます。

 

人間が持つ信じる力

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モーフィアスの命を捨てるか、救世主になるかの選択の場面。

「預言者は、僕は救世主じゃないと言ってた。」

「モーフィアスはマトリックスを熟知している。全てを知った上でネオを救世主にすることを選んだ。

「モーフィアスは信念のために自分の命を投げ出した。その意味がわかったんだ。だからこそ僕はいく。」

なぜ?信じてるから

何を?「彼を連れ戻せるって。」

トリニティー

もう私は恐れたりしない。預言者はこう言ったの。私が愛したその男こそ、本当の救世主だって。だからわかる。あなたは死なないの。死ぬはずないのよ。だって、愛してるから。」

モーフィアス、トリニティー、そしてネオの三者全員が心から自分の選択を信じたとき、全てを可能にする世界にたどり着くのです。

つまり、大きなことを成し遂げようと思ったら、同じ意識や志を共有する同士が必要であると言っているのではないでしょうか。その同士や仲間が心から自分自身の思いを信じ始めたとき、事は成るのだ。

とても感動的なメッセージだと僕は受け止めました。

マトリックス1作目の最後、ネオが語る。

お前は我々を恐れ、変化を恐れている。

お前が支配していない世界を。

規則も管理も国境線もない世界。

全てが可能な世界だ。

その先をどうするか、選択するのはお前だ。

なかなか意味深な終わり方で、考えさせられます。

 

僕は内省するにあたってはマトリックスの一作目だけで十分だと考えていて、

リローデッドとレボリューションズは一応見たものの、学びとしてはかなり物足りないなという印象です。

 

三部作すべて見た上で思うことは、人間の持つ信じる力の可能性。これを描きたいんだと思います。

 

理由こそが人間の力の源。

自分自身の選択心から信じることで、望む世界が実現する。

それが人間だけが持つ大きな力なんだ。

 

そんなメッセージを感じるのです。

 

僕はマトリックスの世界を、現代社会にそのまま置き換えていろんなことを考えます。

 

なんてアメイジングな映画なんでしょう。

これほど僕たちに示唆を与えてくれる映画は見当たりません。

 

僕はこの映画に深く感謝し、

マトリックスを抜け出して自由に生きたいと思います。

ぜひ、あなたもご一緒に!

 

では、また!

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