初めてちきりんさんの本を読みました。
ブロガーとして興味深い本だなぁと思い、購入してさっそく読んでいます。まだ半分ほどしか読んでいませんが、非常に良い本で、書きたいことがたくさんあるので何回かに分けて書こうと思います。
ちきりんさんを初めて知ったのは7年ほど前で、当時一緒に心理学を学んでいた仲間がおすすめ書籍ということで、「自分のアタマで考えよう」というちきりんさんの本を紹介してくれました。
すぐに買ったものの、一向に読む機会がなく7年間積ん読状態でしたが、たぶん「自分メディアはこう作る!」を読了後に、7年という時を経てついに読むことになりそうです。
ちなみに僕はこういったことがよくあります(笑)。積ん読していると読みたいときにすぐに読めるのが素晴らしい♪
ちきりんさんの本に学ぶ「ブログ運営戦略」
まだ半分ほどしか読んでいませんが、共感する部分が多く、とても参考になります。
僕の考え方に近い部分がたくさんあって、これからどうブログを育てていくのかを考えるヒントが満載で、とても有益な一冊になりそうです。
そもそも根幹部分である人生における考え方に非常に共感しました。
ちきりんさんにとって最も大事なものは、「人生における自由な時間で、やりたいことは山ほどあり、ブログは趣味の一つにすぎない。」この言葉はまさに僕と同じ。
僕も「自由な時間を得ることで、自分の人生を生きる。」そう決めています。
そう、ここがブレてはいかんのです。お金を稼ぐためにやっている人は、どんどん忙しくなって、仕事や付き合いや約束など、気づけば数ヶ月先まで予定が埋まり、自由とは程遠い人生になってしまう。
僕はそんなものを望んでいるわけでなく、自由になるための手段の一つとしてブログを運営しています。僕の場合はまずお金を得ることで時間の自由を獲得し、その時間で大好きな学びや研究に没頭し、世に発信していきたい。
少しでもみなさんに学ぶことの素晴らしさや、思考、視点の大切さを知ってもらいたい。そんなことを考えています。
ちきりんさんは、自分の臨む生活を守るためにはしっかりしたポリシーに基づいてブログ運営する必要があると言っています。
「そもそも私は何が達成したいんだっけ?」
というゴール、目指すべき姿を明確にすることが大事で、想定読者が絞り込まれているブログにする。
具体的には、
・資本主義を信じていて、
・社会的な事象やビジネスに関心があり、
・既成概念を排し、自由かつオープンに考えることに前向きで、
・解を得ることではなく、自分で考えるヒントときっかけを求めている人
・難しい問題を考えるときにも深刻になりすぎず、ユーモアを理解できる人
ここまで細かく絞り込んでいます。
僕もある程度頭の中では対象を絞り込んではいましたが、ここまできっちり言語化していませんでした。
せっかくなので僕も想定読者をしっかり言語化してみました。
・学びに対する関心が強い人
・成長することを望んでいる人
・自分の知らない世界観や視点を得たいと思っている人
・マトリックスを抜け出し、自由に生きることを強く望んでいる人
・この世の真理を探求している人
・常識を疑い、本当のことを知りたい人
概ね、こんな感じです。
ということを鑑みるとですね、実は僕が望んでいる運営ができていません。自分でもわかっているんですが、コンテンツの深みが全然足りていない。
ちきりんさんのブログを読むと、長文でも思考の深みがある上に読みやすいので、最後まで読めちゃいます。
僕は毎日更新をすると決めているので、もっと一つ一つのコンテンツを深掘りしたいのに、正直できていないわけです。
でも一度はどうしても量を経験しておきたい。量をやったことでしか得られない経験ができると知っているから。いきなり質を求めるのも当然ありですが、僕はコンテンツの質が下がるのを承知で今は量にコミットしています。
毎日更新はこの記事で49日目ですが、100日まで続けて判断します。おそらくそこで毎日更新をやめると思います。
ちきりんさんのこの本を読んで、ブログ運営はしっかりとポリシーを持つべきであることを実感しています。「超戦略的運営記」というように、僕も戦略的に運営しようと、改めて気を引き締め直しました。
ぜひブロガーに読んでほしいおすすめの一冊です。