再読ってした方がいいの?
再読して意味あるの?
この記事では、そんな疑問にお答えしていきます。
この記事の内容
✅読書の再読についての意味や考え方
✅おすすめの再読の仕方
✅おすすめ書籍の紹介
この記事を書いている僕は、自分なりにカスタマイズした読書歴が10年ほど。
読書は多読だけでなく、再読・精読など、様々な読書方法を活用して、豊かな読書ライフを送っています。
それでは、さっそく本題に入りましょう。
【読書に再読は必要?】再読の意味と考え方
結論から言うと、再読はとても大事だと思っています。なぜなら、僕自身が再読によって成長することができたと断言できますし、
再読によってインプットを強化することに繋がるからです。脳科学的に見ても良いと考えられます。
では具体例を挙げて解説します。
再読はインプットを強化する
僕が実際に行った再読ですが、
☑️7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著
☑️これでいいと心から思える生き方 野口嘉則著
☑️こころの処方箋 河合隼雄著
などがあります。上記以外にもたくさんあります。
脳科学的に考えると、同じ内容を脳にインプットし続けると、思考が強化されることがわかっています。
よく、日本人は言霊という言葉を使いますよね。言葉には魂が宿り、人が放つ言葉は現実のものとなる。だから悪い言葉を口にしない。良い言葉を口にしよう。そんな教えです。
実はこれ、脳科学的にも証明できてしまいます。
脳はインプットとアウトプットでできており、何度も同じことをインプットし続けると、思考が強化されていきます。
「残業やだなぁ」という言葉を毎日口にしていると、「残業=嫌なもの」という印象がどんどん強化されていきます。
ポイントは、「残業やだなぁ」を自分が口に出すと、アウトプットにもなりますが、同時にこの言葉を自分自身も聞いており、インプットにもなっているということ。
つまり、アウトプットしながら、インプットもし、どんどん思考を強化してしまっているんですね。これが言霊のカラクリと言えるのかもしれません。
逆に、「残業」を「仕上げ時間」に置き換え、「さあ、これから仕上げ時間だ」と言い続けると、良いイメージで意欲的に取り組めたりします。
再読は、良質な情報を何度も取り込むという点で、素晴らしい行為と言えるでしょう。良いインプットを増やして自己成長していきたいものです。
再読はタイミングが大事。丸ごと一冊読む必要もない。
僕は、再読のタイミングが大事だと思っています。
「再読は良いものだし、この本は良書だからもう一度読もう」という感じでは、再読のメリットが最大化しないでしょう。
大事なのは、自分から読みに行かないことです。必要なタイミングが来れば、必然的に本に呼ばれるものです。
僕が7つの習慣を再読したときの話ですが、仕事で「傾聴」についてもっと学びたいと思った出来事があり、何か良い書籍などがないかなと思っていたら、
「そうだ、7つの習慣に書いてたはず!」と思い出しました。
第5の習慣「理解してから理解される」の部分ですが、僕は当時、貪るようにこの部分を読みました。人は、必要としている情報を得たいと思っているときが、一番吸収できるときです。
それはまるで乾いたスポンジのように、7つの習慣を吸収したような感覚がありました。
一回目の7つの習慣では全然理解し得なかった部分も2回目では深く理解でき、自分の地肉になった実感があります。
このあたりが読書の本質であり、学びにおける効率の最大化であると僕は考えます。
だから、再読は丸ごと一冊読む必要はないのです。
必要な部分だけで一向に構いません。これが今の僕の再読に対する結論です。
やがてくる再読のためにやっておくべきこと
まだ再読をしたことのないあなたにも、いずれ再読のときがやってきます。
その時に、しっかり再読できるように準備しておきましょう。
✅良書を捨ててはいけない
✅本棚に入れておく
最低限、これはやっておいてください。
良書は値段が落ちにくいため、メルカリや古本屋さんに高く売れてしまいます。そのため売ってしまう人も多いと思いますが、
僕は、これはよかったという良書は絶対に売りません。そして持ち続けた結果、7つの習慣のような事例が実際に出てきています。
これは、読書歴が長くなるに連れて増えてきています。良書はお金に換え流ことのできない、僕の宝物なのです。
さらに、本棚に並べておくことも大切で、必要な時にすぐに取り出せることが重要であるとともに、何気に普段から本の背表紙を目にしているだけで、思い出しやすくなります。
以上のことをご提案させていただきます。
【おわりに】おすすめ書籍のご紹介
読書術って非常に大事だと思うんです。
調理方法によって、素材の味を引き出し、魅力的な料理に仕上げるように、読者の方法や考え方によって、得られるものが全く違ってきます。
僕はよくこの言葉を使うんですが、
まずは知ることが大事。
知らなければ、選択肢を増やせないからです。知って、判断して、選択する。「読書の全技術」は、そのための良い一冊となるでしょう。
楽しく、豊かな読書ライフを過ごしていきましょう。
では、また!