高須動画に見るN国・立花孝志の精神性
僕は心理学を用いた自分づくりを7年間続けています。
・自分とは何か
・心とは何か
心理学をベースにそういったことを探求し、心のカラクリというものの理解を深めてきました。人の発言や行動を見ていると、その奥にある深層心理や精神の発達レベルが見えてくることがあります。
そういう観点で見たとき、立花孝志という人物は、一般的に思われているよりもずっと成熟した自我の持ち主と言えると僕は思っています。
高須院長との対談動画で、その一端が見える部分がありました。
普通、こういった対談というのは、正しさと正しさのぶつかり合いですから、話しているとヒートアップしていくわけです。しかし立花さんは、対談中に元気が無くなっていくんです。笑
立花さんが、NHKに入社してから内部告発までのエピソードを語るとき、もう相当凹みながら話していましたね。意見対立する二人の対談ではありえない現象です。
たとえば、幼稚園児に「クソジジイ!」と言われても全く腹が立ちませんよね。(立つ人もいるかもしれませんが。)
要はそういうことです。あまりにレベルが違いすぎると相手にしない。
レベル5とレベル6の人は議論になります。レベル5とレベル8も議論になります。でもレベル5とレベル15では議論にならないんですね。
「一桁違う理論」と、僕は勝手に呼んでいます。一桁違うと大人と子供のようになってしまうのです。もうこの話し方を見ただけでこの対談の実相を掴むことができます。
立花さんは口も達者だし、知識も本当に豊富。でも実は、人間性も兼ね備えています。ユング心理学では人生の前半は「自我の確立」を、後半では「自己実現」に取り組むのが人生の課題であると言っていますが、
実際は大半の人が、自我の確立が不十分なまま、年齢を重ね、そのまま一生を終えるパターンが多い。
それに対して、立花さんは十分なレベルで自我が確立されいるのが僕にはわかります。
こういったことが、YouTubeを見ていると、ちょいちょい気づくんですよねぇ。今度は気づいたらその都度、ブログに書くことにします。
というわけで、立花さんはとてつもなく興味深い、研究対象なんです。
今後もN国ウォッチは続きます。
では、また!