メンタリストDaiGoさんが「N国党の宗教的魔力 心理学的解説」という動画をYouTubeにアップしていました。
まず動画の冒頭で、「もうこの話題飽きてきたと思うんですけど、N国党の話です。好きだね〜俺もね〜」とDaiGoさんが語りますが、
完全に僕と一緒です。DaiGoさんの気持ちがよくわかります(笑)。本当におもしろいんですよ、この立花孝志さん。見ていて全く飽きません。
というわけで、今回もN国党の話です。
N国党の宗教的魔力
この動画を見て、さすがDaiGoさんと率直に思いました。
僕はほぼDaiGoさんと同意見でしたね〜
「うん、うん」と頷いて見るばかりでした。
「手段を選ばないリーダーシップは本来の政治家の姿。倫理的に正しいかは別」
「歴史を見る限り成功している人はみんなそうなんですよ。」
「あれが政治家かってどの口がいうのか?何も知らないからそういうこと言うんでしょうね。勉強し直した方がいいっすよ。」
のっけから同感でした。僕の過去の記事でも書いていますが、我々はあまりに知らない。圧倒的に無知であるために、感情で判断し、批判的になってしまう。
僕は立花さんを、この人は革命家だな〜と思っていつも見ていますが、革命を起こしてきた政治家ってすごいですよ。ナポレオンもチェ・ゲバラも相当ヤバい人ですよ。歴史を見るとよくわかります。
フランス革命って日本人は良いイメージを持っている人が多いと思いますが、ナポレオンなんて本当にひどいもんです。立花さんの比ではない。DaiGoさんの言うように何もせずに何も世界が変わらない方が問題だという言葉に同意です。
立花さんは、法律を作るのが政治家の仕事だと常々語っています。この人は本気で法律を作りに行ってるのです。言動をウォッチしているとそれがよくわかります。たくさん動画があるので、いろいろ見てみると、今まで見えていなかったものが見えてくると思います。
DaiGoさんが語る「N国党はなぜ宗教的なまでの人気を集めてしまうのか」
↓↓↓
- 全ての弱さを認める
- 理不尽と戦う
- 目的のためには手段を選ばない
僕は2番の「理不尽と戦う」に強く共感。N国党は既得権益や権力、日常の様々な理不尽と戦っている。理不尽に対して不満を持っている人を束ねて戦うのが革命家・宗教家であるという話。
既得権益にうんざりしている僕はまさにこの部分に共感し、立花さんに希望を感じて、気づけば応援していました。ちなみに僕はN国に投票していませんけどね(笑)。
それにしてもやっぱりDaiGoさんはインプットの質と量が全然違いますね。これだけの情報を持っていると、やはり実相を掴んだ洞察ができるんですね。素晴らしい。
DaiGoさんおすすめ書籍・神話の力
実はこの本、以前から持っていました。
僕は心理学を勉強した時に読んだのですが、非常に学びの多い本でしたので僕なりにご紹介させていただきますね。
「神話は、人間の内面の成長過程を物語化したものであり、我々が成長過程をどう乗り切るかのモデルを提供するものであり、どのように生きればよいかのヒントを提供するものである」
神話の力より引用
この神話に見られる特徴が、多くの映画やヒーロー、漫画のストーリーで用いられているのです。DaiGoさんが言っていたのはこの部分ですね。
神話の力の著者であるジョーゼフ・キャンベルは、ユング心理学に大きな影響を受けた神話学者です。
そのキャンベルの授業を大学時代に受けたジョージ・ルーカスが大感動し、神話の原理を当てはめて製作した映画が、
あの有名な・・・
スターウォーズです。
神話の原理は、スターウォーズに限らず、ロードオブザリングやハリーポッターなど数々の大ヒット映画やドラゴンボールやワンピースなどの漫画にも使われています。
というか、大ヒットした映画や漫画はほぼこのストーリーが当てはまると言っても過言ではないです(笑)。
神話に見られるストーリーは、内的成長や成熟の過程を表しており、そういう視点を持って神話や昔話、映画などを見ると、自分の人生の課題やヒントをもらうことができるわけですね。
でもそんなことを知らずにスターウォーズを見たとしても、この映画はなんか深いなぁと感じるのではないでしょうか。特にヨーダのシーンとかフォースの力とか。
まあ、ヨーダに関しては「老賢者」といってユング心理学でいう元型と呼ばれるもので、やはり神話に当てはめて作ったキャラなんですが。
N国党の話からかなり逸れてしまいましたが、歴史や人間の心理、神話など、一つの領域を超える広い視野を持ち、統括的な洞察ができるようになってくると、見える世界が変わります。
これがおもしろいんですよね。
洞察の醍醐味と言っていいでしょう。
そんな視点でN国党を見ている一人がDaiGoさんだと思います。
今後も立花さんとDaiGoさんをウォッチしていきます。
では、また!