昨日公開された映画・天気の子を観てきましたが、「これは、 僕と彼女だけが知っている、 世界の秘密についての物語だ。」というキャッチコピーでした。
リブラを巡る攻防にも適用できますよね。
リブラ潰し〜これは、世界の秘密についての物語だ〜
うん、ぴったり。
さて、軽めの洞察です。
フェイスブックが発行しようとしているデジタル通貨「libra(リブラ)」がG7の連携によって全力で潰されようとしています。
主にマネーロンダリングやプライバシー、金融安定性の観点でこの問題は語られているが、僕は他の視点からも見ています。
いわゆる仮想通貨と呼ばれるものが、投機対象ではなく、普通にお金として使えるようになれば、北朝鮮など金融制裁されている国でも抜け道ができることになる。
これは確かに問題だ。正当な理由だと思う。
一方で、これまで資本主義のルールを作ってきた側の人間からすれば、リブラのようなものは叩き潰さねば、自分たちの利権が失われてしまう。
そう、中央銀行。
中央銀行は信用創造ができる。
通貨発行権を持っている。
これが最大の金儲けの仕組みだ。
国ではなく、民間である中央銀行がこれまで世界を支配してきた。
通貨発行権を牛耳る国際銀行家は、リブラが蟻の一穴となり、たちまち既得権を失ってしまうのだ。
事実、アメリカではリンカーンやJ・F・ケネディなどの大統領がFRBの通貨発行権に手をかけようとして暗殺されている。
おそらくリブラは叩きのめされてしまうでしょう。
しかし、長期的に考えるとまだまだフェイスブックのような国際企業は出てくる。
今の金融の仕組みが変わる日が必ずやってくる。
我々は時代の転換期に突入している。
もう少し経済の勉強をして今という時代を知り、世界の実相を掴みにいきたい。
世界の形が変わろうとしている。かなり興味深いことが起こっているのだ。
では、また。